販促品は小ロットよりもまとめて発注がオトク

2017年04月28日
販促品は小ロットよりもまとめて発注がオトク

■対応できる業者を探す


自社の商品をPRしようと考えたり、新しいブランドを立ち上げる際、また、企業のイメージアップを図るためなどの理由や、宣伝効果を期待して、ノベルティグッズを配布する企業やショップも多くあります。
販促グッズを作成するにあたり、やはり気になるのがコストです。多くの人に配布したいと考える場合には、大量に作成を行います。大量の注文ですと、1個当たりのコストが低く抑えることが可能です。しかし、企業間での配布したいターゲットによっては、それほど多くの数を必要としないケースもあります。
また個人で経営しているショップなどの場合には、少ないロット数でノベルティを発注したいと考えている方も多いと思います。
小ロットでノベルティグッズを作成しようとすると、どうしても大量発注する場合と比べ、制約が多くなってきます。ノベルティの種類にもよりますが、基本的にノベルティグッズはオリジナル商品となるため、大量の発注が基本となっています。
特に金型から作る必要がある特殊な形状の品物などは、小ロットには向いていません。また、ノベルティグッズは海外の工場で製造をすることが多いのですが、関税や移動にかかる費用などを勘案すると、小ロットで作ると、結局費用がかさむことにもなりかねません。
ノベルティグッズを専門としている業者によっては、小ロットでもオーダーが可能な場合もあります。生産技術などの向上や、オリジナリティを重視するノベルティも増えてきたことにより、以前よりは小ロットでも対応できる業者が増加してきていますが、まだまだ数は少ないのが実情です。
対応できる業者が限られると、見積もりの比較もほとんどできない状態になるため、コストの節約につながりにくいというデメリットもあります。
汎用性が高いノベルティグッズの場合ですと、大量に発注をした方が結果的に単価が安くなることもあります。少ロットにこだわるのではなく、数年分まとめて発注をするなど、費用の面でも、できるだけ多くの量をオーダーするのがおすすめだといえます。


目次

■単価面でのコスト

販促品は小ロットよりもまとめて発注がオトク

ノベルティグッズも、最近では、デザインやカラー、そして個性的な商品も増えてきました。
一般的に販促品として作られているステーショナリーや、日用雑貨だけではなく、たとえばアロマグッズやリラクゼーショングッズなど、女性に喜ばれるおしゃれなグッズであったり、品質にこだわり丁寧に手作りされた商品などもノベルティグッズとして人気を博しています。
たとえば、街中であちこち見かけるようになったアメリカで人気のコーヒーショップチェーンなどで使用する機会が多いタンブラーなども、一般的な形もあれば、小さなものから大きなもの、そしてゴールドに輝く特別な雰囲気が漂うデザインのタンブラーなども、プレミアムなノベルティとして使われることもあります。
特殊なデザインや高級な雰囲気のノベルティグッズの場合は、業者によっては少数のオーダーでも作成することが可能です。一品一品手作りをしているグッズなどは、1個だけでもオーダーすることができることもあります。しかしそういった特殊なノベルティはまだ少なく、ほとんどの場合は、幅広く配布することを目的としてノベルティグッズを作成する事が多いのではないかと思います。
また、多くのノベルティグッズを製造する業者は、ロット数の「最小単位」が決まっています。この最小単位は商品によって違ってきます。これはその製品を工場などで効率よく作ることができる個数によって決められていますので、この最小単位よりも少ない数で作成したいと考えると、生産工程を別に作らなければならず、人件費や材料などのコストがかさむことになり、結果的に最小単位よりも高い、ということにもなる可能性があります。

■配布する期間を考慮した販促品作り

販促品は小ロットよりもまとめて発注がオトク

ノベルティグッズは、配布をする用途や目的によって、おおよそどのくらいの量が必要になるかを計算して、発注をする必要があります。たとえば企業のイメージアップを目的としている場合で、展示会など年に数回、営業マンが名刺交換の際にのみ、顧客や取引先の担当者へ配布をするために販促品を作るのであれば、ほとんど数を必要としないと考えるかもしれません。
しかし1年に数回だけ必要とされる販促品でも、数年という長いスパンで見ればそれなりの数になります。また、この機会に販促品を配る機会も見直してみましょう。さらに、販促品を渡す相手を取引先だけではなく一般の消費者も視野に入れるなど、販促の戦略自体を一から見直してみることによって、新しい宣伝の効果が得られる可能性も生まれてくるのです。
これから数年後、数十年後と企業の先を見越して販促品を生産することで、「在庫が少なくなったから少ロットで発注を繰り返す」といった無駄を省くことが可能となります。まとめて販促品を制作することを視野に入れてみましょう。

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