目を引くポケットティッシュのラベルとは?

2018年03月26日
目を引くポケットティッシュのラベルとは?

手渡すときや、取り出して使うとき強く印象に残るためには、ポケットティッシュのラベル部分が重要になります。他より目立ち、記憶に残る広告のためにフルカラー印刷を利用しましょう。すべての色を自由自在に使うことができれば、手にした瞬間に興味を引く広告を作ることができます。また、知らせたいことのポイントを絞って、一色のみカラーにすることも有効です。


目次

フルカラー印刷でバッチリ目立とう!

目を引くポケットティッシュのラベルとは?

ポケットティッシュを配布する時は、手渡した瞬間にラベルの広告、企業名や商品名が目に入るようにデザインすることが重要です。なんのために配られているのかを考えながら受け取る人は、ほとんどいないと考えて良いでしょう。


目に入る情報をコントロールする


ポケットティッシュを受け取ってすぐ、何が書いてあるかを確認する人は少なく、すぐに鞄やポケットにしまってしまう人が多いため、ラベルの広告は見るつもりがなくても目に入ってくる情報にする必要があります。駅のホームのポスターや電車の中の吊り広告、街中にあるお店の看板も、注意して見ていない人の目にもとまるように工夫されています。ポケットティッシュのラベルも、受け取った瞬間に無意識のうちに情報を受け取ってもらう必要があります。そのように目をひくデザインは、鞄やポケットの中から取り出す時、使っている時、使い終わって捨てるときにも目から入る情報として伝わっています。


誘目性とは


注意していなくても目に入るデザインは、誘目性の高いデザインと言われます。危険を知らせる標識や禁止表示など使われます。色では、標識や禁止表示には赤や黄色、黄赤が使われることが多くあります。背景を白、黒やグレーにすることでこれらの色を目立たせ、標識に注意を向けていない人にも注意喚起を行います。誘目性の高いデザインは、商品パッケージやお店の看板などにも必要とされています。他よりも目立って、手に取ってもらう、入店してもらうことが重要になるからです。


ポケットティッシュを目立たせる


小さいラベルを目立たせるためにはフルカラー印刷がおすすめです。カラーであれば、デザインや文字の組み合わせが数多く考えられ、他と差別化した誘目性の高い広告を考えることができます。誘目性は相対的な色の印象にも左右されますので、白黒印刷の中にキャンペーン情報やセール情報、開店のお知らせなど、特に目立たせたい情報をカラーで入れることも効果的です。

補色効果でついつい気になる色へ

目を引くポケットティッシュのラベルとは?

色相環という色の輪の、向かい合った色同士を「補色」と呼んでいます。補色効果とは、この補色を組み合わせることでより人目をひくデザインを作ることです。


明度を利用する


明度とは明るさのことです。色は明るくなるほど白っぽくなり、暗くなるほど黒っぽくなります。白っぽい色は軽さを感じ、黒っぽい色は重さを感じます。明るくて軽い背景の中に、黒っぽく思い色の文字を用いると、明度差で文字が目立ちます。補色を使ったデザインに明度の違いを用いるとさらに目を引くデザインを作ることができます。


彩度を利用する


彩度とは色の鮮やかさの度合いのことです。彩度が高いほど、鮮やかな色になります。彩度が低い色はくすんで鮮やかさがなくなります。彩度は色の派手さや地味さに関わります。彩度の高い色を使うとビビッドで派手なデザインを作ることができます。背景の色と文字の色の彩度に差を持たせることで、派手な印象、地味な印象を持たせることができます。派手な色は訴求力が強く、広告や商品パッケージにもよく使われます。彩度の低い地味な色は、落ち着いた印象を与え高級感を出します。


色の組み合わせで目立たせる


色の組み合わせで、目立つデザイン、文字を作ることができます。さらに色の要素である、色の差、明度の差、彩度の差を組み合わせることで、より目立つデザインにすることができます。ポケットティッシュのラベルは狭いですが、必ず手元で見てもらえるものです。空間を生かし、効率的に必要な情報を届けるデザインを考えましょう。

文字が読みやすい「視認性」も意識する

視認性とは、読みやすさも含めた見やすさのことです。人目をひく色使いがされていても、目がチカチカするほどで何が書いてあるかわからないようでは困ります。特にポケットティッシュのラベルは小さいので、人目を引くこと以上にひと目見れば何が書いてあるか分かることも大切です。


視認性が高いとは


背景色と文字色の組み合わせで見やすさ、読みやすさを考えます。例えば、白地に黒い文字で書いてあるものは読みやすいです。しかし、これでは書類に書かれた文字と同じです。フルカラー印刷であれば、視認性の高い組み合わせで「色の明るさの差が大きい」「色の鮮やかさの差が大きい」「色の差が大きい」といった組み合わせを利用することができます。文字がよく見え、手に取った瞬間に情報が目に入れば、ラベルの内容が記憶に残りやすくなります。


背景色と文字の色の組み合わせ


補色の組み合わせは、背景と文字という関係で考えると、読みにくく感じるものが多くなります。補色の組み合わせで目立たせることを考える場合には、デザインに用いるのか、文字として読んでもらうことが目的なのかを考え、明度や彩度の工夫もして、目に止まりやすく、読みやすいものを作る必要があります。フルカラー印刷では、色相、明度、彩度の組み合わせで、より目に止まりやすいラベルを作ることが可能です。


文字の大きさ・字体


小さいスペースへの印刷の場合、何の情報をどの程度のせるのか、字やイラストの大きさ、字体の工夫も大切です。それによって、色のバランスも考える必要があります。例えば、開店日を知らせるのであれば、日時が最も大きく書かれるのか、店名が大きいのか、バランスや配置にも気を配りましょう。視認性が高く、情報が記憶に残る訴求力の高いデザインにすることが必要です。

まとめ

フルカラー印刷を使うことで、デザインの幅が一気に広がりますし、誘目性や視認性を高め、より訴求効果の高いラベルを作ることが可能になります。限られたサイズの中で、全体のデザインや文字のサイズやフォントにも気を配ることで、より効果を上げることが期待できます。知らせたいことのポイントを絞って、目立たせたい部分だけをカラーにすることも有効ですので活用しましょう。

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