今の時代にポケットティッシュの販促効果

2015年10月07日
今の時代にポケットティッシュの販促効果

現代にはあらゆるマーケティング手法が氾濫している

商品の販売促進を促すマーケティング手法は、日々変化していきます。たとえば、インターネットマーケティング、テレマーケティング、キャンペーン、ダイレクトメールマーケティング、そしてポケットティッシュマーケティングなどなど。今回は中でも、インターネットマーケティングとテレマーケティング、そしてポケットティッシュマーケティングの3つに主眼を置き、それぞれの特徴と強み、弱みを説明していきましょう。

目次

「インターネットマーケティング」の特徴

多くのインターネットマーケティングの特徴は、メッセージを顧客にダイレクトに届けることができるということです。企業は伝えたい商品やサービスの情報をバナーに載せ、伝えたいターゲットにそのまま届けることができ、顧客も自分のニーズに関連した商品の広告をピックアップすることができます。
基本的に、企業やそれと連携するマーケティング会社は、顧客のキャッシュ情報などから、その顧客のニーズやインサイトを探ります。たとえば、商品がたくさん並ぶECサイトにおいて、パジャマの商品群を見ているという情報を獲得すれば、企業はその顧客に、あらゆる種類のパジャマをアピールする、というような形です。
この一般的なインターネットマーケティングの利点は、コスト的に安いということと、ニーズとサプライを合致させやすいということです。
しかし、大きなデメリットがあります。それは、顧客のニーズ以外の商品の訴求をすることができない(もしくは非常に難しい)ということです。前述の例でいえば、パジャマの購入を検討しているという顧客情報からは、顧客がただ単に「パジャマが欲しい」というシンプルな情報しか得られず、顧客がそのほかにもたくさんの欲求を持っていることを見逃してしまうのです。

「テレマーケティング」の特徴

今の時代にポケットティッシュの販促効果

インターネットマーケティングのように直接的なメッセージ訴求はできないものの、網羅的に、広範囲的に連絡をすることができるのがテレマーケティングです。新規のお客様開拓、顧客調査、市場調査などに昔から使われていた手法です。
ですが実は、顧客に電話を掛ける人材のモチベーションの維持が難しかったり、人材の確保自体が困難だったりします。テレマーケティングの専門的なノウハウが乏しい場合も多いですし、何よりも非常にコストがかかるのがデメリットです。

ポケットティッシュマーケティングの特徴

実は、「顧客の潜在的な欲求」が獲得できないというインターネット広告のデメリットと「コストと運営が困難」というテレマーケティングのデメリットを解消してくれるのが、ポケットティッシュマーケティングです。街で見かけるポケットティッシュ配布による販売促進手法は、実は現在においてはかなり有効な販促手段といえます。

ポケットティッシュは顧客の潜在ニーズを獲得することができる

なぜ有効なのかというと、まず、顧客の潜在的なニーズを獲得することができます。街で配られるポケットティッシュは、手に取るまで実際に何の広告かよくわかりませんよね。また、配る方も相手の趣味趣向はわかりません。
たとえば、日々の仕事で疲れているOLがいたとします。そのOLは疲れを取ろうとマッサージ店をインターネットで探していました。しかし疲れが完全にほぐれるマッサージ店はなかなか見つかりませんでした。インターネットにはマッサージの広告がどんどん出てくるようになってしまいました。うんざりしていた時、街で手渡されたポケットティッシュに書かれていた「自然趣向のドリンクの販売店」の広告が目に留まりました。OLはマッサージ店を探すのをやめ、自然趣向のドリンクで日々の疲れを回復させるという方法を選びました。
この流れこそが、ポケットティッシュの販促方法の魅力なのです。インターネット広告であれば、永続的にマッサージ店とその割引チケットの広告を自動的に提供し続けていたでしょう。上述のOLの行動の変化は、まさに、ポケットティッシュの配布によって顧客の潜在的なニーズを獲得した結果なのです。

ポケットティッシュ配布は、マーケティングコストが安く、効果的

今の時代にポケットティッシュの販促効果

業者にもよりますが、ポケットティッシュマーケティングに使用されるティッシュは、仮に1個高く見積もって10円だとしても、1000個配るのに、人件費を含めて23万円程度です。配布から顧客獲得した数を割った数をCVR(コンバージョンレート)と呼びますが、仮に1000個配って1%のCVRだとすると、1000×1%で10人の人がお客さんになると考えられます。前述の自然趣向のドリンク屋さんの商品一個当たりの価格が平均800円だとすると、800×10人で8000円。また、そこから継続して買ってくれるお客さんがさらに2030%、と考えていくと、ポケットティッシュマーケティングの初期コストはすぐに回収できることが分かります。
また、仮にインターネット広告やテレマーケティングで自然食品のドリンクを売ったとしましょう。しかし、基本的にECサイトに登録していない場合、仮にお客さんが興味を持ってくれたとしても、生活圏になければわざわざ買いに来てくれる人の数はかなり少ないでしょう。
ですが、ポケットティッシュマーケティングの場合、その生活圏の人に対して直接広告を打っているようなものです。そのため、「興味を持った」→「買いたくても遠くて買いにいけない」、という悪循環に陥ることはまずありません。
インターネットの時代だからこそ、また、テレマーケティングが氾濫している今だからこそ、潜在ニーズを低価格で効率的に探り当てられるポケットティッシュマーケティングが改めて注目を浴びつつあるのです。

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