ポケットティッシュの普通タイプと高級タイプとの違い

2019年07月03日
ポケットティッシュの普通タイプと高級タイプとの違い

一般に流通する携帯型ティッシュ

日本は世界有数のティッシュ王国である事はよく知られています。あまりに身近にありすぎてほとんど意識される事もないのですが、日々大量のティッシュが生活の中で使用されています。記録によると年間約45tものティッシュが日本全国で消費されているのです。2枚重ねのティッシュを台ふきんやハンカチーフ代わりに1日3~4回通常用に使うとして全国100億人以上の日本人が使用すれば、確かにそれくらいの量になると頷けます。日用雑貨のティッシュペーパーには日本ならではの最新技術が使われています。

素材は木材パルプでトイレットペーパーやちり紙も基本的には同じですが主に古紙を使用していますからティッシュペーパーほど素材の供給が安定していません。どちらも少しの水でも分解してしまうほど柔らかいですからトイレに流すには最適ですが、他の用途で使うには不向きです。ましてや携帯ティッシュのような大量生産も難しい面があります。現在のように一般に使われるまでになるには専用機器の開発や品質を向上させるための研究開発が不可欠だったのです。

使いやすさを出すための薄さを保ちつつ簡単には分解しない丈夫さを持たせるために湿潤紙力増強剤が開発され、さらに包装ビニールないしボックスから続けて出せるポップアップタイプにするために折機が開発されて、ようやくスーパーやコンビニなどいたるところで手に入れられるティッシュができあがりました。ですから無料配布もされるほど手軽な雑貨ながら、高度なテクニックが使われているものなのです。普通に配布される一般的なティッシュは1960年代後半になって高知の製紙会社から、マッチのように宣伝にもなるポケットティッシュが市販された事がきっかけになって、かつては高級品だった携帯ティッシュも現代はお茶の間でお馴染みの日用雑貨になったと言われています。薄さとほどよい丈夫さが他との違いを鮮明にしています。

高級タイプに見られる特徴

普通に私たちが手にするポケットティッシュは透明ビニールに10枚程度収納されたもので一個数円程度で購入できるものです。これにフルカラーラベルを挟み込んだとしてもせいぜいプラス1円程度の経費ですし、大量注文したとしても経費はたかが知れています。そのようなところから無料配布や販促品として個人・法人問わず用いられています。包装ビニールに直接コピーもできますし配布すれば必ず受け取ってくれますから、名刺代わりにもなって便利です。

もっとも高額なティッシュボックスで1万円以上というものも見つける事ができますが、もちろん大量生産されるものではなく限定品です。テレビメディアでも取り上げられて話題になったものの1つに、金箔を貼った箱に入った4枚重ねのティッシュ12組入りというものがありますが、もったいなくて使えないという人やもう少しお手頃のものがいいという人には保湿効果のあるティッシュがオススメです。お手頃と言いましても通常のものとは違い倍以上の価格ですから、お手頃というには語弊があるかもしれませんが、しっとりしていて肌触りもよいですし、生地もしっかりしていますから花粉症の人には特に最適です。

寒い季節になって鼻水を拭きたい時でも肌に優しい作りですから、プレゼント用にもなります。包装ビニールにフィルム印刷を1色から4色程度できますから、販促品にも利用できます。いつも無料でもらうものは無造作に使ってしまいがちですが、有料のものでもデリケートな部分や化粧用あるいはハンカチーフの代わりと人それぞれの使い方を楽しむ事もできます。

高級ポケットティッシュと比較

一般に無料配布されているものと、肌触りが良い生地で少し価格が高いものと多種多様な商品が市場に出回っていますが、普通のと比較してどのあたりに違いがあるのでしょうか。簡単には水でちぎれてしまわない点と木製パルプを使っている点および通常の2枚重ねである点は共通しています。ごわごわ感が出てしまっては問題ですから厚みが出てもしっとり感と肌触りの良さはしっかり維持している事が重要です。

木製パルプではなく不織布を使ったウエットティッシュも販促品でよく見かけますが、花粉症の人の中には湿った感じが嫌という人も多いですから、何度鼻水を拭いても肌への刺激が少ない保湿タイプのものの方が喜ばれます。化粧水を含ませて使用する事もでき人によって様々好みで使い分けることができます。保湿タイプは文字通り保湿成分を含ませたものですから、美肌を意識している人には特に人気があります。

手にしっとりと馴染むところから水にも流せるのではないかと誤解される人もいるのですが、難水溶性である点は従来のものと変わりません。それ以外は従来のものと変わりなく使用できます。従来品との相違点はグリセリンやコラーゲンなど美肌成分として知られる成分が多く含まれている点です。メーカーによっては香料を含ませて良い香りを放つものや、花柄ペーパーにしているところもありますから、保湿タイプはどちらかというと女性を意識したものとも考えられますが、男性でも肌荒れを気にする人や敏感肌という人もいますから、利用するかしないかは最終的には個々の選択によります。

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